オランダで働くという選択肢

こんな記事がありました。

 

100年前の条約はまだ生きていた。オランダ大使館で聞いた日本人が知らない特権

 

と、こういうのも。

【インタビュー】オランダで働く選択肢を!日本人が働くために必要なビザと現地での働き方とは

 

一方で、こういった記事も。

 

オランダで労働許可が不要に!

しかし現実はそんなに甘くない

 

さらに、こういった話も。

 

労働許可不要のオランダで職探し。リクルーターに聞いた現地就職の可能性を高めるコツ

 

労働許可は不要とはいえ、オランダに90日以上滞在する場合は引き続き居住許可の取得が必要、なんだそうです。

 

また、オランダで仕事をするには、オランダという国がどういった仕事が出来る人を欲しているかを知ることも重要ですね。

 

今後オランダ政府が自国の経済発展のために力を入れる分野としては、(1)農業・食品、(2)化学、(3)建築やデザイン、ダンス、音楽、ゲーム産業などのクリエイティブ分野、(4)エネルギー分野、(5)ハイテク分野、(6)園芸・育種分野、(7)ライフサイエンスや健康分野、(8)物流分野、(9)何世紀にも渡る治水の知恵を活かした水関連分野、(10)欧州の事業統括分野です。

 

ゲームなんかは、日本人に人材が結構いる分野ではないでしょうか?

 

  • オランダ滞在のための手続き

では、オランダに滞在して働くにはどういった手続きが必要なのでしょう?

 

まず、日本人の場合は、90日以下の滞在の場合はビザは必要ありません。

 

  • 90日以上の「滞在許可」の申請手続きに関して

90日以上滞在する場合は、まずオランダ入国後5日以内に居住する町の市役所・区役所にて住民登録台帳(GBA)に登録します。

GBA登録後、オランダ入国日から8日以内にオランダ入国管理局(IND)の9ヵ所にあるオフィスのいずれかで「滞在許可」申請を行います。

 

3ヶ月間以上のオランダ滞在を希望する日本国籍の方の場合、オランダ入国に先立つ「MVV(仮滞在許可)」申請は不要ですので、入国後に現地で直接、長期滞在許可申請をします。

労働・研修については労働許可が必要かどうか現地の雇用主又は受け入れ先に確認し、必要であれば現地にて事前に申請、取得する必要があります。

 

  • 必要書類

在オランダ企業で就労する場合: 

① オランダ入国時に残存有効期限6ヶ月以上のパスポート 

② 就労先の身元引き受け書類(雇用主の保証書など) 

③ 翻訳された「アポスティーユ認証」付きの戸籍謄本(抄本)

 

また、逆にオランダ人の方が日本で働く場合も同様に、労働許可が不要になっています。

 

ご相談があれば、いつでもご連絡ください。

 

みさと法務行政書士事務所

misatogyousei@yahoo.co.jp